デジタルカメラは良いものですね。
その場で確認できて、しかも何枚失敗しても経済的損失がない、カメラ初心者にとっては心強いです。
と、タイトルとは全く違うことを言っていますが、フィルムカメラにはフィルムカメラの良さもあるなあと思う今日この頃です。
写真(画像)の目的
読んで字のごとく、フィルムを入れて使うカメラです。
最近ではデジタルカメラ隆盛に逆らうかのようにフィルムカメラの人気が出てきていますが、もちろんAkrosでは趣味のレベルでしか使っていません。
Web制作を行うに当たっては、画像そのものを販売するサービス等を除けば画像(写真)は手段であって目的ではないからです。
ただ、日頃から仕事のために写真を撮影していると、たまには遊びで撮りたいと思う時もあり、今まではその遊びもデジタルカメラ(もちろん今でもですが)だったんですが、更に遊び心が湧いてきてフィルムカメラに手を出しつつあります。
Akrosで使っているフィルムカメラ
これらのカメラは受講生なら自由に使って頂いて構いませんし、台東区の方限定で無料貸し出しも行っています。(Rollei35除く)
試し影りしてみた。
さて、3人が別々のカメラを持って同じAkros周辺をカメラ散歩してみました。
カメラそのものの違い、視線やものの見方の違いが出た……かも?
Canon EOS Kiss
神社の赤い幟、その奥の青みがかかった緑が神秘的。
手前の電柱の垂直を気にしたら全体的に水平がおかしく。
理髪店の赤・青・白のくるくるも最近では見なくなりましたね。
ちなみに、三色のこのストライプを「レジメンタル・ストライプ」、くるくるは「バーバーズ・ポール」と言うそうです。
Nikon F601
同じ神社でも撮影者が変わるとこんな構図になりました。
工事中。奥に見えるのは小さな稲荷神社です。
ノスタルジックを感じる風景が、Akros周辺には残っています。
minolta SR-T101
minoltaを持った社員が撮影した神社はこんな感じ。
敢えて逆光で。
窓の目隠し装飾が面白かったのです。
フィルムカメラのデジタル化
こうしてブログに上げている画像は、もちろんスキャンしたものです。
フィルムカメラで撮影すると、まずネガに現像して印画紙にプリント、その結果見たことのある印刷された写真になるわけですが、家庭にあるプリンターのスキャナ機能だとなかなかきれいに残せないですよね。
家庭用プリンタのスキャナ機能はあくまでもプリンタの付加機能なので、解像度が低く抑えられていることが原因ですが、Akrosにある複合機はちょっとだけ良いものなので気持ちきれいに残せます。
プロショップに依頼するのが最もきれいに残す方法ですが、大量にあると金額もかなりになってしまいますので、Akros東京校ではカメラの貸出の他にフィルムカメラのデジタル化も可能です。
台東区在住の方、または台東区にお勤めの方に限り、ご自由にスキャナを使ってネガや写真をスキャンして頂けます。
こちらのページからご予約頂くか、特に予約が入っていなければ思い立った時にご来校頂いて「写真スキャンしていい?」と言っていただければ空いていれば利用できます。
写真の仕事には向きませんが、たまにはフィルムカメラで遊んでみてはいかがでしょうか。