前回GitLabのご紹介でインストールまでを簡単にご紹介させて頂きました。
今回はまた簡単ですが、実際に利用した様子を掲載いたします。
プロジェクトを作る
GitLabでは初めにプロジェクトを作成することで管理ができるようになります。
※細かい話をすると、プロジェクトを運用する前にGroupによってプロジェクト管理Groupを作成してGroupで管理されるとよいかと思います。
GitHubではリポジトリ作成から始まるので名前が異なりますね。
画面のように「Create a project」を選択するとプロジェクト作成画面になります。
見て頂ければおおよそ何をすればよいかわかりそうな内容ですが、プロジェクト名と表示レベルの設定を行えばひとまず必要な設定は完了です。
Create projectをクリックして作成します。
プロジェクト名を入力するとGitで必要なリポジトリ用のURLも自動で生成されます。
表示レベルは以下になります。GitHubではInternalというのはありませんね。
- Private:このプロジェクトに参加しているメンバーにしか表示されない
- Internal:このGitLabにログインできれば誰でも見える
- Public:ログインしていなくてもだれでも見れる
利用してみる
作成されると以下のような初期画面となりますので、ここからプロジェクトが利用可能です。
初期の利用は赤枠の中にサンプルがありますので、こちらをそのまま実行すれば簡単にお試し利用ができますね。
コンフィグはひとまず置いておいて、今回構築したCentOS7上で実行してみます。
※Gitはインストールしておく必要があります。
初期の利用は以下になります。
まずはCentOS上にGitLabで作成したリポジトリをクローンします。
git clone http://localhost/t.shimamura/project_one.git Cloning into 'project_one'... Username for 'http://localhost': t.shimamura@xxxxxx.xxx Password for 'http://t.shimamura@xxxxxx.xxx@localhost': warning: You appear to have cloned an empty repository. Checking connectivity... done.
次に、クローンした場所に移動して、ファイルを作成してコミットします。
cd project_one touch README.md git add README.md git commit -m "add README" [master (root-commit) f7133c9] add README 1 file changed, 0 insertions(+), 0 deletions(-) create mode 100644 README.md
最後に、今回の変更内容をGitLabにも伝えます。
git push -u origin master Username for 'http://localhost': t.shimamura@xxxxxx.xxx Password for 'http://t.shimamura@xxxxxx.xxx@localhost': Counting objects: 3, done. Writing objects: 100% (3/3), 213 bytes | 0 bytes/s, done. Total 3 (delta 0), reused 0 (delta 0) To http://localhost/t.shimamura/project_one.git * [new branch] master -> master Branch master set up to track remote branch master from origin.
ここまで特に問題もなくすべて実行できました。
ではGitLabのプロジェクトの中を見てみましょう。
コマンドで実行した際に作成したREADME.mdファイルが見えますね(画像では見えにくくてすみません。下のほうに表示されています)。
コマンドで実行したコミットメッセージも表示されています。
ということでCentOSのローカル上で実施したファイル作成の内容がGitLab内にも同期がとれていることが確認できました。
このように、GitLabでも基本的な使用方法はGitHubなどとあまり変わりなく使用できることがわかります。
ということで、簡単なGitLabのご紹介でした。
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