医療現場でも活用されている行動変容技法で集中して勉強しよう!

いざ勉強をはじめてみると

「テレビ・スマホが気になる」
「なんだか辛くなってくる」
「モチベーションが上がらない」

なんて身に覚えがある方、結構いるのではないでしょうか。

そんな時には医療現場でも実践されている行動変容技法を使って、やる気スイッチを入れ直してしまいましょう!

行動変容技法?

ざっくりと説明しますと、
「今の生活習慣を改善して良い方へと行動を変えていく」ために使用される技術です。

・悪い行動を良い行動に変える
・良い行動が起こるようにする
・悪い行動が起こらないようにする

を実現することを目的としています。

通常は生活習慣病の予防・改善のために使われている「行動変容技法」を使って、
勉強を効率的にやっていきましょう!

行動変容技法の詳細について

ではここからこうやると良いよ!という技術を紹介していきます。

刺激統制法を使用してさぼらない!

医学的な説明:先行刺激を変更することで、その後の刺激を変える

例えば、
お菓子が視界に入ってしまってつい食べたくなってしまう。

お菓子を常備しないことで、食べたくなるという気持ちにしない

といったことになります。

ついついスマホをいじったり、テレビを見てしまうといった方は、
「勉強を始めるときはスマホは視界に入らない場所でマナーモードにしておく」
「テレビのリモコンは手の届くところに置かない」

ということを実践していきましょう!

勉強が辛い気持ちを反応妨害法で払拭

医学的な説明:欲求を我慢、または別の行動に置き換える

勉強をずっとやっていると、
時折「面倒だ」「なんでこんなことやっているのか」
という気持ちになってしまう方におすすめの方法です。

どうしようもなく辛くなった時に、
「歯を磨く」
「顔を洗う」
「風呂に入る」

といったことをやってみましょう。
勉強→辛い
という人間的な反応が妨害されて少し楽になると思います。

自分をほめて勉強を続けるオペラント強化法

医学的な説明:行動が生じた直後の環境を変化させ、行動の頻度を調整する方法をいいます。

なんだそれはって感じですが、
目標に近づいた時   → ご褒美
目標を妨げてしまった → 罰

ということですね。
実例としては、
「勉強がうまくいって目標に近づいた」 → 自分の好きなものを食べる
「集中できずにさぼってしまった」   → きついトレーニングをする

といったわかりやすいものや、
ついついスマホでSNSを見てしまうという方は
「毎回ログインの度にパスワード生成で最強のパスワードを入力する」ように設定
などすると良いのではないでしょうか。


↑毎回これは大変ですね。

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