こんにちは!
急激に冷えてきましたね。みなさんは風邪などひかれておりませんか?
昨夜、自宅で作業をしていると寒くなってきたので、とりあえず足元だけでも温めようとヒーターを一時的に出したのですが、部屋に扇風機とヒーターが並んでいるというカオスな部屋にいる名駅校の平田です。もちろん、その光景を見た奥さんに「上に服着ればええやん・・・」って呆れた顔で言われたのは言うまでもありません。
さて、今回はWEBだけにとらわれず、というかWEBにも大いに関係する記事です。
もう10年前ですけど、わかりやすくていいんすよね。
とある海外のブログにて紹介されていた記事とイラストです(元記事はこちら)。
マーケティングとPRと広告とブランドの違いを4つのイラストを使って簡単に概要を説明しようかと。
元記事のタイトルは“マーケティングと、PRと、広告とブランディングの違い”とあり、更に4枚の画像に男女のイラストが描かれており、何やら話しかけています。
さすがに元画像をそのまま引っ張るのは気が引けるので、ついでに翻訳して、似たような画像を作ってみました(Google翻訳ですが)
イラストを見ますと3人の人間のイラストが書かれてます。そして各マスに(上左から)「マーケティング」「PR」「広告」「ブランディング」とあります。
各手法の違いをわかりやすく説明してある図なんですがこれを各手法ごとに説明してみようかな、なんて。
男性の絵、とか女性Aとかは煩わしいのでわかりやすく(僕が説明しやすいように)勝手に名前つけます。
登場人物は3人。
- ジョン(企業・商品・サービス)
- ジェニファー(市場/ターゲット層)
- ケイト(マスコミやメディア、プロモーション企画)
の3人(特に名付けの理由はありません)まず「マーケティング」からいきたいと思います。
マーケティング編
元の英文:”I’m a Great Lover.”/Marketing
「マーケティング」という言葉はとても幅広い意味を持ってるのでここでは“戦略”という意味で使いたいと思います。「ジョン」が「ジェニファー」に対して
- 「僕は(貴女にとって)偉大な恋人(すばらしい・高貴・重要)(候補?)だよ」と言っています(大体のニュアンスで感じてください)。
ジョンはジェニファーに対して「求愛」しているわけです。
つまり「僕と付き合ってください」みたいなもんですよね。これを企業に当てはめます。
- 『ジョン(企業・商品・サービス))がジェニファー(市場・ターゲット層・見込み客)に向けて求愛(認知・存在を示す・自己紹介)をしている』
こうなるかと思います。
つまりターゲット層に向けて「こんな企業・商品です」「あなたと良いおつき合いをさせてください」と言ってるわけです。
PR編
元の英文:”Trust Me. He’s a Great Lover.”/Public Realtions
次に「PR=パブリックリレーションズ」です。普通に「PR」の方が聞き覚えあるかと思います。
ケイトがジェニファーに
- 「私を信じてください、そして、彼は偉大(すばらしい・高貴・重要)な恋人です。」
と言っています。「彼はイイ人よ。私の言葉を信じて!!」と言ってるわけです。
PRというのは企業のイメージや商品・製品といったものをプロモーションしたりススメたり、褒めたりすることですよね。
これを当て込んでみます。
- ケイト(マスコミやプロモーション企画)はジェニファー(市場・ターゲット層)に向けて『彼(あの企業・商品・サービス)はいい人(企業・商品)よ。私(マスコミやこのプロモーション企画)の言葉を信じて』
となるわけです。
つまり「PR」してるわけです。
広告編
元の英文:”I’m a Great Lover I’m a Great Lover I’m a Great Lover.”/Advertising
クドイですね。広告です。
ジョンがジェニファーに対して自分がどれだけ「すごい」のかを一方的に連呼してます。
- 「僕は(貴女にとって)偉大な恋人(すばらしい・高貴・重要)(候補?)だよ。僕は(貴女にとって)偉大な恋人(すばらしい・高貴・重要)(候補?)だよ。僕は(貴女にとって)偉大な恋人(すばらしい・高貴・重要)(候補?)だよ。」
と繰り返し言っています。これは却って嫌われてしまうかもしれませんね。
これも当て込んでみます。
- ジョン(企業・商品・サービス)は自分がどれだけジェニファー(市場・ターゲット層)にとって合っているのか(相性がいい、勝手がいい、便利、安い等)というのを一方的に言ってる
だけです。
ブランディング編
元の英文:”I Understand You’re a Great Lover.”/Branding
最後、ブランド(の確立)ですね。
ジェニファーがジョンに
- 「私は、あなたが偉大(すばらしい・高貴・重要)な恋人であることを理解しています。」
と言っています。つまり「付き合う」ことになったわけです。「求愛(口説き)」が成功したわけですね。ここまできたらおわかりかとは思いますが、一応当て込んでみます。
- ジェニファー(市場・ターゲット層)はジョン(企業・商品・サービス)を受け入れて付き合うこと(顧客)になった
ということになります。
つまり
- 商品を買った
- サービスを導入した
- (業務を)発注した
となります。
企業側からすると「(顧客の)マインドシェアを占めた」「顧客とよりよい関係を築けた」となります。
(つまり、「ブランド」は企業が自称するものではなく、ユーザー側の頭の中に「ブランドだ」と認識されたとき、初めて「ブランド」となり得ます。)
どうでしょうか?僕なりに元サイトの絵をお借りして「マーケティングと、PRと、広告とブランディングの違い」を説明してみました。
あくまで「僕なり」の考察ですんで他意見・反論等あるかと思います。
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