今回はCSSをなんとなくやったことあるよ!という方、
box-shadowのオプションってどれがなんだっけとなりがちな方向けに
box-shadowについて解説します。
目次
box-shadowとは?
ブロック要素に影をつけるCSSプロパティです。
立体的なボタンを作りたいという場合に使用することが多いです。
「画像」
box-shadowプロパティの使い方
box-shadowは
box-shadow:左右の距離 上下の距離 ぼかし 拡散 色;
と数値を4つと色を指定します。
例としてdiv要素にbox-shadowを適用します。
html
<div>これはブロック要素です。</div>
box-shadow: 10px 10px 10px 0px #5bc0de;
↑の例ですと、わかりにくいので、横幅(width)と背景色(background-color)をつけてみます。
css
width:250px; background-color:#eeeeee; box-shadow: 10px 10px 10px 0px #5bc0de;
と、簡単に影をつけることができます。
box-shadowの数値をいじって検証してみる
それぞれ指定できる数値を使って遊んでみます。
左右方向の場合
1番目数値は左右方向です。
他の数値を0にして、1番目だけ数値を入れてみます。
width:250px; background-color:#eeeeee; box-shadow: 20px 0px 0px 0px #5bc0de;
右方向に指定した長さ分ずれます。
数値はマイナス指定もでき、左側にずれていきます。
上下方向の場合
2番目数値は上下方向です。
他の数値を0にして、2番目だけ数値を入れてみます。
width:250px; background-color:#eeeeee; box-shadow: 0px 20px 0px 0px #5bc0de;
数値はマイナス指定もでき、上側にずれていきます。
ぼかしについて
3番目数値はどのくらいぼかすかで、
0以上の数字を指定する必要があります。
今回は1~3番目まで20pxを指定してみます。
width:250px; background-color:#eeeeee; box-shadow: 20px 20px 20px 0px #5bc0de;
拡散について
4番目の数値は影をどの程度広げるかを指定することができます。
注意点としては、上下左右に広がりますので、影が上からはみ出してしまうなんてことがありますので、
しっかり確認しましょう。
3番目のぼかしを0にして、4番目の拡散を20px指定してみます。
width:250px; background-color:#eeeeee; box-shadow: 10px 10px 0px 10px #5bc0de;
何度も繰り返してみる
繰り返し使って影を複数つけることもできます。
わかりやすいように色を変えて検証。
width:250px; background-color:#eeeeee; box-shadow: 10px 10px 0px 0px #5bc0de, 10px 10px 0px 0px #5bc0de, 10px 10px 0px 0px #5bc0de;
box-shadowを使って簡単に図形を書いてみる
簡単に入れ込むことができるbox-shadowを使用したテクニックを紹介します。
html
<span class="square"></span>
css
.square{ display: block; width: 15px; height: 15px; background-color: #0098a6; box-shadow: #fff 3px 3px, #0098a6 3px 3px 0 0.5px }
すると↓のように簡単にコーポレート系のサイトで入れこむことができる図形を描くことができます。
あとは入れ込みたいところへ、positionやpadding等で調整すれば応用が利きますので是非使ってみてください。
終わりに
box-shadowについて一つ一つ検証しながら進めてみました。
少しでもご参考にしていただけますと幸いです。
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