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私のAkrosでの勉強法

こんにちは。新米ディレクターの杉浦です。

昨日は大阪で地震があり、被害にあわれた方に早く日常が戻ることを祈るとともに、自分が2011年茨城で被災した時のことを思い出し、報道されない部分にも不幸や悲しみがあって、本やネットで知る知識なんかよりも現実で肌に触れて得るものこそが本当に自分自身になるものなんだなと思ったことを思い出しました。

この流れで話を展開するのも恐れ多いのですが、新米ディレクターになって、日々本当にわからないことだらけで、やはり実際にこの世界に飛び込んでみないと理解できないことだらけであることを痛感しております。

そんな私からできる話などタカが知れているのですが、今日は私がAkrosで、どのように勉強したのかを紹介したいと思います。

とにかく自主勉強自主勉強自主勉強

Akrosでは、とにかく自分で勉強することが重要であり、それを前提として授業をしていきます。

授業は自分で勉強してみた時のわからないところや、自分でデザインしてみたサイトを先生の視点から評価してもらいフィードバックしてもらう形で進行していきました。

「えっ、それって教えてもらってるっていうの?」

と思う方もいるかもしれません。

でも私も授業を受けてしばらくしてから気づいたのですが

「他のWebスクールで初歩から一つ一つ教えるPhotoshopの使い方やコーディングのやり方は、正直ある程度は自分で勉強できる」

のです。

大事なのはその先なのです。

とにかく経験経験経験

人が成長するために必要なのは「答え」ではなく「疑問」であるということをよく思っています。

そもそも疑問がないと答えが出ないのに、ビジネス書やらテレビの情報やらGoogle先生から一方的にもらった答えでわかった気になって理解した気になって自分が成長した気になる。実際はアウトプットなんてできないのに身についたと勘違いする。

読書はあまりする方ではありませんが、昔読んだ本で小林秀雄がこんなことを言っていました

「うまく質問するのは、なかなか難しい。問題がなければ質問しないわけだが、その問題が間違っていたらしようがないでしょう。うまく問題を自分で拵えて、質問をしなければいけない。」

疑問を持つためには現状をしっかり捉えて、自分にとって足りない部分を曇りないまなこで見定めなくてはいけません。

そのためには実際に経験してみて壁にぶつかるか、経験しなくてもすべてがわかる人並み外れた想像力がないとできないと思います。

生徒の場合、その経験は自主勉強でしか得られないと思います。

経験が大事と言っているのに…

こういったスクールで自主勉強を前提に授業を進めるところは正直珍しいと思います。なぜなら詐欺感が若干漂うからです。

ただ、実際に役に立つスキルを身につけるのであれば、自主勉強は絶対に欠かせないものであり、それがいらないと謳っているところがあるとすればそれは嘘であり、無責任であると思います。そんなところはないかもしれませんが。

 

先日先輩からアジアをバックパッカーとして回った時の面白エピソードをいろいろ聞いて、本当に経験に勝るものはないと痛感したこともこの記事を書く理由の一つになっているのですが、経験が大事と言っているのに小林秀雄とアシタカの言葉を引用してしまい、本当に未熟者だと恥じ入るばかりです。

これからたくさんのディレクターの経験を積んで、そこで感じた疑問と、そこで得た答えを、ここに書けたらなと思います。

読んでいただきありがとうございました。

 


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