最近、個人でやってるブログで「広告を貼る側」もやってみようと、Adsense登録やAmazonアソシエイトのバナーを貼ってみた名古屋駅校の平田です。
いつもバナー作ったり、広告を貼ってもらう側でしたけど、自分のブログに広告を貼ってみると、また視点が変わりますね。バナーデザインって重要だなーって。押す気になる、押す気にならない、貼りたい、貼りたくないって思いますもんね。改めて実感。サイズや貼られる場所なんかも考えて貼らないといけないし、勉強になります。それと、週1本くらいは記事書かないとだめですね、すぐアクセスが落ちます・・・。
さて、今回は表題にあるように「問い合わせが増えるページ」を調べてみたので、それについて書いていこうか、と。
とりあえず、タイトルなんで、キャッチのある書き方してますが、正しく記載すると、「このページを経由したか、していないか、でCVR(成約率)が違う」というものになります。
更に言うと、常日頃からアクセスが多くCVRも高いページは外し、サブ的なページを対象に調べます。
まず、条件を記載していきますね。
対象サイト:自サイト(Akrosのこのサイト)※ブログ含む
期間:およそ1年(一昨年の12月から去年の12月)
デバイス:PCとスマホ
コンバージョン:資料請求をCVとする
備考:常日頃から閲覧数や問い合わせの数値の高いページは除く
デスクトップからの閲覧の場合:CVR8.26倍とCVR6.85倍
デスクトップ(いわゆるPCからの閲覧)の場合は、以下のページを経由したか、していないか、でCVR(成約率)が大きく違いました。
こちらのページになります。
受講・お申込みについての注意点(https://akros-ac.jp/_wp/attention/)
この「受講・お申込みについての注意点」を閲覧されたユーザーさんと閲覧されていないユーザーさんでは、閲覧された方のほうが成約率(資料請求率)が約8倍高かった、ということがわかりました。
次に、同じく高いページですが、それは以下のページになります。
受講から修了まで(https://akros-ac.jp/_wp/flow/)
この「受講から修了まで」を閲覧されたユーザーさんと閲覧されていないユーザーさんでは、
閲覧された方のほうが成約率が約7倍高かった、ということがわかりました。
資料請求をするにあたって、それだけちゃんとサイト内を回遊し、情報を細かく見てるから、とも見えますが、そりゃ、そういったページを見てる人の資料請求率は高くなるよね、とも思いますが、他のサブ的なページはそこまで高くないので、このページには何かが、あるのだろう、と。
スマホからの閲覧の場合:CVR11.63倍とCVR5.45倍とCVR5.14倍
スマホは3つ出してみました。数値が近いこともありまして。
11.63倍は受講・お申込みについての注意点で、5.45倍は受講から修了までのページでした。
では、5.14倍のページがなんだったか、というと、
受講生の声(https://akros-ac.jp/_wp/voice/)
でした(ちなみにデスクトップからだと3.96倍)。
既に入塾されている方や、卒業生さんの声は「そのサービスを実際に利用している/利用したユーザーの声」ですからね。何か判断をする際の貴重な判断材料でもあります。
まとめ
今回の件で、資料請求をされてくる方は「受講から修了まで」「受講・お申込み注意点」「生徒の声」を見る確率が高い(若しくはその逆で、これらのページを読んだ方は資料請求を依頼される可能性が高い)となるのかな、と。
そうなると、これらのページを活かすことで、今より更に良い結果につながってくるのでは、というとこですね(具体的には書かないですけど、生徒の声を増やしたり、動画などを追加してみる、など・・・)。
作った側や運用側は、「このページはそれほど読まれないだろう」「CVに影響する部分ではないだろう」と思い込んでしまうことはよくあります。逆に、「ここが重要だ」と思って作ったけど、全く影響なかったり、とかも(←これめっちゃ悲しい気分になります)あったりします。そういった想定と実際の「乖離」の修正のためにもアクセス解析や日々の変化のチェックなんかはとっても重要だったりします。
Akros東京校では「GoogleAnalyticsによるweb解析[初級]」という短期講座を開催していますので、ご興味ある方は一度ご参加されてみてください。意外なページがアクセス数多かったり、意外な経路で流入があったりっていう発見があって面白いですよ。