今日は、CSSだけで、文字にマーカーを引くような表現の仕方をご紹介します。
前回、グラデーションのプロパティを応用して「CSSでストライプ柄を作る方法」をご紹介しましたが、
今回も同じようにグラデーションのプロパティを使って作っていきます。
今回作るのはこんなのです
マーカーの太さや色は、cssのプロパティを調整することで変えられる様に作ります。
コードの解説
step1.マーカーを引くHTMLを書く
<h1>今年の夏も<span class="marker">暑い</span>ですね</h1>
まずは、マーカーを引くためのHTMLタグを書きます。
今回は、h1の中の一部分にspanタグを使ってマーカーを引いていきます。
step2.グラデーションの設定
.marker{ background-image: linear-gradient(to top,#f99 10%,transparent 10%); }
次に、背景をグラデーションにします。今回は下から上に色を変え、さらに片方の色をtransparentにしています。
step3.マーカーの太さを変える
.marker{ background-image: linear-gradient(to top,#f99 40%,transparent 40%); }
グラデーションの切り替えポイントを変えてマーカーの太さを変えます。
step4.少し応用してアニメーションをつける
js $(function(){ $("h1").mouseover(function(){ $(".marker").addClass("markerOn"); }) $("h1").mouseout(function(){ $(".marker").removeClass("markerOn"); }) }); css .marker{ background-image: linear-gradient(to top,#f99 50%,transparent 50%); background-repeat: no-repeat; background-size: 0 40%; background-position: 0 bottom; transition: 0.5s; } .markerOn{ background-size: 100% 40%; }
さらに応用すると、こんな風にアニメーションをつけることもできます。
まとめ
こういったテクニックを知っておくと、いざ必要な時に使えて便利です。
グラデ−ションのプロパティは、応用すると色々出来ますね。
こういった小ネタ的な話も、授業の中で色々話すことができるので、
気になる方は体験にいらしてください。