生徒様の中には
Webサイトを作れるようになりたい!
Webサイト製作を行う職種になりたいという方がたくさんいらっしゃいます。
お仕事でWebサイト製作に携わることになった場合、HTML/CSSなどでWebサイトが作れることは重要ですが、お客様から依頼内容を直接伺うことになった場合、しっかりと要件定義・ヒアリングを行うことがより重要になってきます。
その際にやることを一例として記載したいと思います。
※必ずしもこのとおりではなく、いろいろなやり方はあります。
ご依頼があったらヒアリングして要件定義をまとめましょう!
要件定義・ヒアリングでは以下のようなことを確認します。
- 新規かリニューアルか
- Webサイトを作る目的
- なぜWebサイトで実現したいのか
- Webサイトを作ることで何を達成したいのか
- どんなことがしたいのか
- コンセプトカラー
- コーポレートカラー
- どんな機能が必要なのか
- ターゲットは誰なのか
- 対象のブラウザはどこまでか
- 予算はいくらくらいなのか
- 写真撮影は必要か
- サーバーはあるのか
- テスト環境はあるのか
- ドメインはあるのか
- 解析は必要か
- 納期はいつまでなのか
- 納品はどのような形になるのか
- その後の更新・運用・保守はだれが行うのか
※上記は例です。
また、お客様はご自身の目に見える範囲やお客様ご自身が知っている知識の範囲でご依頼・ご説明されることがあります。
そこから内容を読み取って整理し(資料化し)ましょう。
どんなことが必要でどのくらいの時間がかかり、どのくらいの費用がかかるというところをご説明する必要があります。
お客様が想定されている機能の中には、お客様には見えない内部機能なども含まれる場合があります。
そのあたりはしっかりと調査し情報を整理してお伝えし、お客様と認識をあわせましょう。
依頼されてきたお客様の中には、「これがいいと思うのでこのとおりに作ってください」という依頼をされる方もおります。
しかし、実際は異なるやり方や表現をしたほうがよい場合もあります。
(エンドユーザー視点でみると実は違う形のほうがよかったりするというもの)
もちろんお客様はその業務の専門家なので、お客様の経験を元に考えられた上でおっしゃられているとは思いますが、Webを利用するにあたり、実はお客様がご存知ない方法があるかもしれません。
お客様のご意見を尊重しつつ、
「こういった方法もありますよ」というご提案を混ぜながら要件を固めていくのがよいかと思います。
こういった要件をお客様とともにまとめ、自社で実現可能なスケジュールと費用の見積もり、提案書などを作成してお客様にご提案しましょう。
※自社で実現可能なスケジュールを考える際には、関係者にスケジュールの確認をしましょう。
関係者が了承していないスケジュールを勝手に立ててしまうことは好ましくありません。
納品遅延につながる危険性が高くなってしまいます。
提案書・または見積書には、要件定義や作業範囲、作業の前提条件を資料に残しましょう。
実際にサイトが出来上がってくると、これも追加したい、ここはやっぱりこうしたい、などの要望がでてくることが多いです。
その際、当初の作業範囲に含まれるのかどうか確認してお客様とご相談できるようにしておきましょう。
Web製作に取り掛かる前のことになりますが、
Webデザイナーでもコーダーでもプログラマーでもこういった要件定義やヒアリングが必要なことは認識として抑えておいたほうがいいと思います。
作るだけが仕事ではないので仕事の流れの1つとして知っておいてくださいね。
ご注意いただきたいのは、要件定義を資料化することはお客様に仕事の線引きをするためが目的ではありません。
お客様と目的を共有し、ここに書いてある内容で1つのゴールに向かって力を合わせて成功させましょう!ということをわかりやすくするための道標です。
目的達成のために必要なもの、と捕らえていただければと思います。
また、受注後は早速製作、ではなく事前に情報整理を行いましょう。
- プロジェクト管理はどのように行うのか
- 体制・連絡先
- サーバー情報の整理 バージョン、管理パネルログインURLなど
- サイトマップ・ディレクトリマップの作成
- 各ページのtitle,descriptionなど
- 原稿・素材作成(または入手)
- 各種アカウント、ID、PASSWORDの設定
- コーディングルール など
※上記も例です。
こうして情報整理を行うことでデザイン作成やコーディングなどによるサイト作成の作業に取り掛かることができます。
※デザインやサイト構成はご提案時に併せて作成してしまう場合もありますが。
最初に述べましたがあくまで一例となります。
Akrosでは実際に製作現場で製作しているプロが講師となり授業を行いますので、
こういった仕事として必要な部分も授業中にお話しながら授業をすることができます。
現場のプロが教えるっていいなーと思われた方、ぜひAkrosまでお問い合わせください!
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