名古屋栄校です。
今回は、SEO対策に携わっていると、よく耳にする言葉について説明したいと思います。
Googleは、検索アルゴリズムを段階的に改善しており、そのマイルストーンとして、【ペンギンアップデート】【パンダアップデート】と呼ばれているものがあります。
ペンギンアップデートとは
一言で表すと、「悪意を持ったSEO対策は評価しない」という改善です。
自動生成したコンテンツからのリンク、隠しテキストや隠しリンク、不正なリダイレクト、関係ないキーワードなど、これまでのSEO対策の抜け道的な方法で検索順位を上げたサイトに対してランキングを下げたり、インデックスを削除したり、ということが行われました。
2012年4月頃から実施されており、現在も不定期で改善が続けられています。
パンダアップデートとは
こちらも一言で表すと、「低品質のページを検索上位に表示させない」という改善です。
低品質のページに対する評価を下げて相対的に高品質のページを上位に表示させることを目的としています。
自動生成したコンテンツやコピーしただけのコンテンツ、広告が多数表示されているページ、価値の無いアフィリエイトページなどが低品質なページとして評価されます。
日本では、2012年7月頃から実施され、現在も改善が続けられています。
まとめ
【ペンギンアップデート】
利用者に有益でない外部リンクや過剰なSEO対策に対して評価しない改善。
- 自動生成したコンテンツからのリンク
- リンクプログラムへの参加
- 隠しテキストや隠しリンク
- 不正なリダイレクト
- 関係ないキーワードの羅列
【パンダアップデート】
低品質のページに対する評価を下げて、高品質のページを検索上位に表示させる改善。
- 自動生成したコンテンツ
- コピペしただけのコンテンツ
- 広告だらけのページ
- 付加価値のないアフィリエイトページ
余談ですが・・・
良質なサイトと悪質なサイト、白黒はっきりつけるという意味で、「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」と名づけられたそうです。
また、大きなアップデートが実施されると、これまで上位に表示されていたサイトが突然ランキングを下げてしまうことがありますので、クライアントにもその辺りを理解して頂きながら、今後のアップデートにも注意深く見守る必要がありますね。