10年以上前に流行っていたアスキーアートをご存知でしょうか。
私を含めた30歳以上の方は「なつかしい」といった感想が多いかと思います。
今回は、ここで初めて知った方に向けて、ざっくりとアスキーアートって何なのかを解説しつつ、
Webサイト上でできるちょっとした遊び心を実践してみたいと思います。
アスキーアートとは
Google検索で「アスキーアート」と検索すると、記号や文字で表現されている絵がでてきます。
初めて聞いたという方でも、スマホの文字入力の際の予測変換などで見たことあるのではないでしょうか。
更にWikipediaを見てみると、次のように解説されています。
「ASCII art」とは本来、英語コミュニティにおいて「ASCII文字コード(図形文字領域0x20 – 0x7E)に含まれる文字・記号を用いた表現」のことを指した。日本語の入力環境ではASCIIコードでなくシフトJISやEUC-JPなどが主流だが、テキストアートも一般に「アスキーアート」と呼んでいる。
Wikipesiaより
廃れつつある文化
アスキーアートとして顔文字が良く使われていましたが、2000年代初期、現在のようにLINEに代わるものがなく、
連絡をとる手段は携帯電話でのメールが主流でした。
メールの機能として現在は当たり前のように使っている絵文字は、
同じ携帯電話会社でないと、記号に変換されてしまい、「▮」と表示されていました。
異なる携帯電話会社間でもコミュニケーションが取れるように顔文字が主流だったのです。
しかし現在は、どこの携帯会社と契約していても、異なるプラットフォームでも、絵文字が使うことができますので、
顔文字をあえて使う必要がなくなりました。
更に、アスキーアートが一世風靡をしていた某巨大掲示板でも、セキュリティ的な面で、記号が投稿できなくなっているようです。
こうした変化から、使われなくなってきているのではないかと思います。
コメントアウトで遊びを
企業サイトのソースコードの中に、ちょっとした遊びを入れている企業があります。
例えば有名ですが、食べログ
だれでも簡単にできるアスキーアート変換ツールを使ってみる
検索するとたくさん出てきますが、今回は KTPC SOFTWARE様のアスキーアート変換ツールを使用します。
画像を選択して、
テキストファイルをダウンロードし、VScodeに貼り付けてコメントアウトします。
簡単に変換することができたので、あとはご自身のサイトのソースコードに貼ってみましょう。
最後に
アスキーアートは廃れつつある文化ですが、
日本ならではの発展の仕方をしており、残したい文化だと考えています。
Akrosのスタッフの中にもWebが始まった時からかかわっている方もいますので、
こういった内容をもっと知りたい、アスキーアート変換ツールのようなWebアプリケーションを作ってみたい
という方は是非まずは、無料のカウンセリングでご相談ください。