こんにちは、ここ2ヶ月ほど咳がずっと止まらない状態が続いています。
札幌校の三本です。
みなさんは、ブラウザのシークレットモード(プライベートブラウズ)を使ったことはありますでしょうか?
私はよく、・・・ゲフンゲフン・・・の時に利用しています。
肝心なところで咳が出てしまい、申し訳ありません。
シークレットモードの大きな利点は、閲覧履歴が残らないということです。
閲覧履歴やダウンロード履歴などは、残っていると次回アクセスする際に、アクセス速度が改善したり、入力内容を省いたりできるので、履歴が残っていることで得られるメリットも多いのです。
しかし、複数の利用者で共用のパソコンを利用する場合や履歴が残っていたら困るような場面(セキュリティ上などの理由)では、履歴を残さないようにしておきたいものです。
ブラウザの閲覧履歴を開いて、ひとつずつ消していくのも大変ですし、せっかく入力した情報などが消えてしまうのも困ってしまいます。
シークレットモードは、現在提供されているブラウザのほとんどで実装されています。
そこで今回は、シークレットモードの使い方やメリットについてご紹介したいと思います。
シークレットモードの使い方
シークレットモードは、ブラウザのメニューから選択するか、ショートカットキーを利用することで使うことができます。
ショートカットキーを覚えておくと便利ですので、ご紹介したいと思います。
シークレットモードの窓が開いたら、あとは普通にブラウザを使うだけです。
Google Chrome
ブラウザの右上にあるメニューボタンをクリックすると、「シークレット ウィンドウを開く」という項目があるので、それを選択すると新しい画面が開きます。
ショートカットキーは、「Ctrl + Shift + N」
Macの場合は、「Command + Shift + N」
FireFox
右上のメニューボタンをクリックすると、「新しいプライベートウィンドウ」という項目があるので、それを選択します。
ショートカットキーは、「Ctrl + Shift + P」
Macの場合は、「Command + Shift + P」
Internet Explorer
ツールメニューにある「InPrivate ブラウズ」という項目を選択します。
ショートカットキーは、「Ctrl + Shift + P」
Macの場合は、「Command + Shift + P」
Safari
右上にある歯車のメニューアイコンをクリックして、「プライベートブラウズ…」という項目を選択します。残念ながらSafariには、ショートカットキーがありません。
シークレットモードのメリット
最初にお話しましたが、シークレットモードの一番のメリットは、閲覧履歴やダウンロード履歴などの情報がブラウザに残らないという点です。
履歴が残らないことで得られるメリットは、以下のようなものがあります。(やましくないものを厳選しています。)
ネットカフェなどの公共施設で履歴を残さない
ネットカフェなどの公共施設や不特定多数の人が利用するパソコンには、自分が閲覧した履歴だけでなく、入力した個人情報なども残したくないですよね?
そんな時、シークレットモードを使うことで、履歴を残さず、個人情報も残さずに済みます。
サプライズ企画がバレないようにする
家族みんなが共用で使っている場合、履歴が残ってしまうと、誕生日やサプライズ企画なので準備していたものが、履歴によってバレてしまうことがあります。
お子さんは、案外目ざとく履歴等をチェックしているものです。
せっかく内緒で準備していたものがバレないように、シークレットモードを使いましょう。
複数のGoogleアカウントを利用
これはGoogleのアカウントに限った話ではありませんが、同じサービスで複数のアカウントを持っていた場合、いちいちログイン・ログアウトを繰り返してアクセスするのは面倒ですよね?
そんな時には、シークレットモードでブラウザを複数開いておき、それぞれのブラウザで別アカウントのログインをすることで同時に利用することができます。
アカウントごとにシークレットウィンドウを開いておけば、毎回ログアウトしてログインし直す必要が無くなります。
SEO対策のランキングチェック
通常モードでGoogleやYahooの検索を行うと、履歴などの情報によってパーソナライズされた検索結果が表示されます。
簡単に言うと、私とあなたが使っているパソコンでは、同じキーワードで検索しても結果が微妙に違うということです。
例えば、漫画が好きな人と、おしゃれが好きな人が「ワンピース」で検索した場合、漫画好きの場合は尾田栄一郎氏原作の作品が、おしゃれ好きな人には通販サイト等が、それぞれパーソナライズされた結果によって欲しい情報が素早く得られるようになります。
シークレットモードにすることで、このメリットは無くなりますが、逆にプレーンな検索結果を得ることが出来ます。
これによって、SEO対策におけるランキングチェックをより正確に行うことが出来るようになります。
まとめ
ブラウザに履歴が残ることで、サイトのアクセスが速くなったり、一度入力した情報を何度も入力する必要がなくなったり、色々とメリットがあります。
しかし、他人と共用で使っているパソコンなどにアクセスした履歴や個人情報は残したくないものです。
そんな時にシークレットモードを使うと履歴を残さずにサイトにアクセスできるようになります。
現在提供されているブラウザのほとんどには、名称が違いますが、シークレットモードでの閲覧機能が実装されています。
履歴を残さないようにしつつ、通常の閲覧とうまく使い分けると、よりインターネットが使いやすくなると思います。
ぜひ試してみて下さい。
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